2012年11月12日

スペインワイン試飲会

ちょっと遡り11月5日。スペインワインの試飲会でした。

スペインワインって、市場に出回っているものはほとんど飲み頃。
『クリアンサ』
『レセルバ』
『グラン・レセルバ』
それぞれ法定熟成期間が定められています。(赤ワインに関しては、それぞれ2年、3年、5年。そのうち樽熟成の期間も定められています。)
グランレセルバを選べば、しっかり熟成したワインを楽しめます。

ボルドーは飲み頃の見定めがちょっと難しかったりするけれど、(何ヶ月か、さらには何年か寝かした方がいい場合あり。高級なものほど飲み頃まで時間がかかったりします。)スペインワインは、飲み頃ワインが酒屋さんに並んでいるのがいいですね。

実は私去年まで、スペインのグランレセルバは好みじゃなかったんです。
なんというか小梅みたいな風味というか、漬物の雰囲気がする。(これって私だけ?)田舎っぽいというか、年寄りくさいなぁ。なんて生意気なこと思ってたんです。

しかしこの春、スペインを旅行したとき、熟成したイベリコハムと、リオハ(スペインの古い銘醸地)のグランレセルバを体験しました!
スペインは生ハムやサラミが有名です。軽く熟成させたものから、しっかり熟成させたもの、スパイスをきかせたものなど、種類も豊富。

そうです!熟成したハムと熟成した赤ワイン!この組み合わせが最高だったのです。
大きな樽で熟成させるスペインの赤ワイン、そしてそのワインを愛でる。これも文化。

実は日本でも、果実味主体の若いワインより、こういったワイン(スペインの熟成ワイン)を好む方もいます。

個人の好みばかりに縛られていてはいけませんね。特に私はプロであるし、なんといっても新しい楽しみを味わえなくなってしまいますものね。

posted by キヨミ at 00:32| Comment(0) | わいん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月01日

ワインセミナー ボルドーメドックワイン

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そして翌日29日はソムリエ協会主催のメドックワインセミナーです。

会場がディズニーランドのオフィシャルホテルだったので、始めてその辺りの雰囲気を味わいました。

正直私にはあまり関係ないかも。
posted by キヨミ at 00:33| Comment(0) | わいん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月26日

ボルドーワイン試飲会


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ワイン試飲会続いてます。
10月23日はバリュー・ボルドー大!(?)試飲会でした。
日常的、カジュアルに楽しめるボルドーワインがテーマです。

ボルドーワインは飲み頃の見極めがちょっと難しいのかな?
特に赤ワインに関してですが、一般に出回っている物の中、味がちょっと固いと感じることが多い。
わたしが感じる『固い』というのは『味がこなれていない』ということ。
特に酸味とタンニン(渋味)。酸味がとがっていたり、渋みがざらついていたり,固い。
渋味、酸味、樽の香り…何かが飛び出していて、溶け合ってない・・・というような。

あと、どれくらい置けば味がこなれるのか?
ワインのポテンシャルを目利きするのは難しいですね。

半年、1年でもかなり味わいが変わることも多いんですよ。
長いお付き合いとなっている『ルバイヤット・甲州シュール・リー」。
新しいビンテージ(2011)が届いてから約半年が立ちました。半年でも味わいはかなり変わりました。
フレッシュな果実味が持ち味なこのワインの場合、味がこなれるというよりは、香りが開いて膨らみを帯びてきたという感じ。
そして、酸味が若干まろやかになったようです。

そうですね。同じ銘柄と何年か付き合うというのも、『目利きの目』を育てるのに有効かもな。
ビンテージごとの味わいの違い、そしてその後そのワインがどう変わっていくか、また劣化が始まるのはいつか。

これはちょっと楽しみです。




posted by キヨミ at 00:39| Comment(1) | わいん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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