
只今試飲会の帰りの電車のなか。
とても印象的な試飲会でした!
現地ボルドー、ペサックレオニァンへは昨年訪ねました。
グラーヴ・クリュクラス・シャトー、「スミス・オー・ラフィット」。立派な建物や樽が並ぶ地下の貯蔵庫に圧倒されまくったっけ。(笑)やはり、格付けシャトーというのは風格があるんですよ。
本日も、そんなクリュクラスシャトーが2社、そしてまだインポーター(輸入業者)がついていない(つまり、日本ではまだ発売されていない)他のシャトー12社が来日。フランス語が飛び交っています。
素晴らしいワインに敬意を表して黒のビロードのジャケットを着て参加。
赤に関してはやはりボルドー、全体的にエレガントなものが多かった気がしました。
しかし、同じペサックレオニァン地区のワインであっても様々ですね。
クラッシックな、カベルネ主体の骨格あるタイプ、やわらかいメルローの良さを前面に出したもの、肉厚でちょっとジャム的なニュアンスのあるもの(南仏的というのかな?・・こういうタイプは、飲みやすく、親しみ易いので結構人気があるんですよ)、
よりエレガントでドライな美人タイプ・・・
シャトーにより様々。
白に関してもそれぞれのシャトーの味というか目指すところの違いを感じました。
そして、グラーヴ白ワインの多様性を感じることができたのが収穫でした。
ソーヴィニヨンブラン主体、グレープフルーツの香りいっぱいのフレッシュタイプ、(ボルドーのカジュアルなカフェではこんなワインが主流でしたよ)
同じフレッシュタイプでもセミヨン主体で黄色い果実系、干した草(と、私は感じる)の香り主体のもの、
樽の香りを効かせたもの、こちらには果実の香りと共にアーモンドなどのナッツやバニラなどの香りが加わりますね。
内側を焼いた樽の香り成分がワインに溶けて果実味とステキに融合すると・・・
いいんです。樽香は前面に出たらちょっと嫌味。フランスの人はセンスがいいですね。
さて、これからラヂオキッチンの営業です。!
大丈夫、試飲会のテイスティングでは、酔いません。
一滴も飲み込まないのです。(それができるようになったのです。)
このことに関しては後日お話ししますね。